Omnilude-toolsの最初の1か月データ、うまくいっていることとまだ弱いこと
はじめに
以前の Omnilude-toolsを紹介します という記事で触れたとおり、今回はサイト公開後に出てきた数字を共有したいと思います。
以前にも書いたように、このサイトは大きな期待をかけたプロジェクトというより、実験のために作ったものに近いです。今もこれからも、その見方はあまり変わらないと思います。だからこそ、むしろドライで客観的にデータを見られる気がしています。
まずは数字から見ます
今回の記事で使った数字は、GA4の概要レポート と Search Consoleのページ・クエリ・国・デバイスレポート を基準に整理しました。
数字だけを見ると、印象的な規模ではありません。ただ、1か月前の とにかくツールを公開してみた状態 と比べると、少なくとも まったく反応がない 状態ではなくなったことは確認できました。
マーケティングなしでも、SEOだけである程度の流入を作れることは確認できたと思います。
サイト内でよく見られた画面と検索でクリックされたページは違っていました
GA4のページビュー基準では、ホーム、Subtitle Converter、Timer、Alarm、JSON Editorのような画面が相対的によく開かれていました。
ここでまず見えるのは、サイト内の閲覧数 と 検索クリック が同じ話をしていないという点です。
たとえば Subtitle Converter は閲覧数では強いのに、検索クリック上位では目立ちません。逆に、一部の多言語ページはサイト内閲覧よりも、検索での露出とクリックのほうで先に反応しています。
私はこの差を次のように見ています。
つまり、よく開かれる画面 と 検索で先に拾われる画面 は分けて見たほうが、次のアクションがはっきりします。
検索では意外にも多言語ページが先に反応しました
検索クリック上位のページを見ると、私が最初に想像していた絵とは少し違っていました。
特に目立つのは二つです。
一つ目は、クリックが韓国語ページだけに集まらなかったことです。フランス語のGPS座標変換、英語のKeyboard Converter、英語のAlarm、スペイン語のFlashlightといったページが、思ったより早く反応しました。
二つ目は、露出とクリックは依然として別問題だということです。英語版Barcode Generatorは 613 回表示されたのに、クリックは 2 回しかありませんでした。このページだけで全検索表示の 21.9% を占めた一方、CTRは 0.33% にとどまりました。
つまり、多言語SEOの構造そのものは、すでに検索エンジンにかなり広くインデックスされています。ただし、インデックスされること と クリックされること の間には、まだ大きな距離があります。
検索クリックは2月後半から少しずつ上がりました
今回の期間の検索クリック推移を見ると、むしろ前半より後半のほうが重要でした。
期間を半分に分けてみると、さらにわかりやすくなります。
つまり、全検索クリックの 74.4% が後半15日で発生しました。これは大きな成功シグナルというより、少なくとも 検索反応が時間とともに少しずつ生まれている というシグナルとして読むのが自然だと思います。
特に 2026-02-18、2026-02-19、2026-02-21、2026-02-23、2026-02-26 は相対的にクリックが高めでした。
日別クリックはまだ揺れますが、少なくとも 公開直後の一瞬の反応で終わった という状態ではなくなっています。
クエリを見るとツールの性格がよりはっきりします
上位クエリはまだ小さいですが、人がどんな問題を解決しようとしているのかはある程度見えてきます。
代表的には json 파일 수정、online alarm clock、convertisseur de coordonnées gps、keyboard layout translator、위도경도 좌표변환、저항 색띠 のようなクエリがありました。
これらのクエリを見ると、一つはっきりしていることがあります。今反応しているのは ブランド検索 よりも、ツールの目的が非常に明確な問題解決型検索 だという点です。マルチツール製品の初期としては、むしろ自然なパターンだと思います。
国とデバイスで見るとこう見えました
国別データを見ると、表示もクリックも韓国だけに閉じてはいませんでした。
ここで興味深いのは韓国とアメリカです。表示は韓国 590、アメリカ 594 でほぼ同じでしたが、クリックは韓国 12、アメリカ 5 でした。つまり、英語圏での露出は思ったより早く開いた一方で、クリック転換はまだ弱いと見るのが妥当です。
デバイス基準では、デスクトップ比率がかなり大きかったです。
検索クリックの 74.4% がデスクトップで発生しました。これは今反応しているツールが、開発者向けツール、変換ツール、エディタのように、デスクトップのほうが使いやすい性格を持っているからだと解釈できます。これもデータに基づいた私の推定です。
今の段階でうまくいっていることと、まだ弱いこと
ここからは、データをもう少し直接的に整理してみます。
うまくいっていること
- 問題定義がはっきりしたツールは、言語を変えても検索に引っかかり始めています。
- GPS、Keyboard Converter、JSON Editorのように意図が明確なページはクリックにつながっています。
- 検索クリックは一日の反応で終わらず、2月後半まで続いています。
- クリックが発生したページ、クエリ、国の数が増えながら、小さいながらもロングテールができ始めています。
まだ弱いこと
- 全体規模は依然として小さいです。
39クリック / 2,800表示 / CTR 1.39%は楽観的に包装できる数字ではありません。 - 多言語ページは表示は増えても、クリック転換が弱いケースが多いです。
- サイト内でよく見られる画面と、検索で先にクリックされるページがかなり違います。
- ホームより個別ツールページが先に反応しているため、製品ブランドより問題解決型の入口にまだ依存しています。
試してみる価値がありそうなこと
今回のデータを見ると、次のアクションはかなり明確です。
- 英語版Barcode Generatorのように、表示だけ高くてCTRが低いページのタイトルと説明を先に直す
- すでに反応しているGPS、Keyboard Converter、JSON Editor系ページを優先的に強化する
- 多言語ページのmetadataを実際の検索語に合わせて見直す
- ホームから検索反応のあるツールへの内部リンクをもっと強くつなぐ
- 閲覧数は高いのに検索では弱いSubtitle Converterのような画面は流入経路を別で確認する
つまり、今必要なのは闇雲にツール数を増やすことではなく、すでに検索に引っかかったページをもっとクリックされやすくすること だと見ています。
まとめ
このツールに今後多くの時間を割くつもりはありませんが、公開したサービスとして一度こうして分析してみる価値はあったと思います。
今回の分析から、今後もっと意味のあるサービスを作るならSEOをはるかに丁寧に見る必要がある、という感覚がよりはっきりしました。さらに、パフォーマンスマーケティングまで並行していたら数字がどう変わったのか、少し気になる結果でもあります。
次はもっと面白いものを持って戻ってきます。
ありがとうございました。